1/11 HKT48九州7県ツアー〜可愛い子には旅をさせよ〜大分iichikoグランシアタ夜の部@TOHOシネマズ渋谷LV

HKTの九州ツアーのライブビューイングに行ってきた。

 

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HKTを知ればこそ、身の回りの事情や他のアイドルもとても面白かったこともあって、ついぞチェックを怠っていたのだけれども、大体半年前ぐらいに松岡菜摘ちゃんを見てからというものすっかりその虜になってしまった。やはりメジャー感がありつつも発展途上、という意味で自分は48Gから逃れられないことをまざまざと思い知らされた半年間だった。5月には写メも行くし。

しかし、接触だけでは物足りない!(というか緊張するのでライブの方が良い!)という私なので、せめて雰囲気だけでもということでライブビューイングに足を運んだ次第。おぼろげな記憶を元に曲ごとの備忘録でもつらつらと。

 

TOHOシネマズ渋谷の入りとしてはぎっちりみっちりでもなかったが、やっぱり人は入っていた。HKTヲタの特色であるピンチケは殆ど見かけず、恐らく最年少は私なのではないか、とさえ思う程の年齢層の高さ。若いだけでなんか勝ったような気分になるが、来ている時点でたいがい同じだし何者かに圧倒的に負けている。しかしどこにでもピンチケは湧いて出てくるもので、赤いキンブレ孔雀を振り回すバカとことあるごとにUOを炊くバカは本当に勘弁してほしかった。頼むからそういうのはYoutubeでやってくれ。あとサイリウムの光がスクリーンに映り込むと予想以上に萎える。

 

 

 

0.Overture

 

1.ザ☆ピース!(メロンジュース選抜)

今回のHKTのライブのセットリストは、彼女らの持ち曲の少なさ、つまり独自色のなさを完全に逆手に取り、HKT48というグループのステージの中に異物感なく溶かし込んでしまって、それがHKT48HKT48たる場所に位置づけるという中々48Gでも観れないようなものだったと思うが、まさか開始の曲がハロプロの、一昔前に一世を風靡したこの曲と誰が予想し得ただろうか。自分はこの曲のリアルタイムの反応を一切知らない世代なので偉そうなことは言えないが、随分衝撃的な開始だった。勿論、ハロヲタだった指原の大分凱旋公演という意味合いもかなり強いのだろうが…。

ブランコに乗って降りてくるはるっぴがかわいかったのと、曲のリズム感ガン無視でバッキバキに踊り狂うめるるんが良かった。

 

2.水夫は嵐に夢を見る(全員)

また渋い曲を序盤に…。曲は知ってはいたが、あまり好きな曲でもなかったのでよく覚えていない(汗)。でもこういうシリアスなダンスナンバーも案外HKTはとても向いている気がする。ひまわり組パジャドラ公演の「Two Years Later」でも思ったけど。

 

3.初恋バタフライチームH

サビのダンスの揃わなさが面白かった。こういう爽やか路線、前の曲が暗いとすごく華やかに聞こえてうまい演出だと思った。

 

4.ウィンクは3回(ウィンク選抜)

ここで矢吹奈子ちゃん登場。しかし他のメンバーと並ぶとマジで小さ過ぎて犯罪の香りすらする。ウィンク衣装も好きだけど、この曲をああいうフリフリ衣装で観るのもまた一興。生で観たことあるHKTはこの曲だけなんだけど(MUSIC JAPANの収録)、そのときはいなかった元気に踊る森保はやはりかわいい。端正な見た目なんだけど、実際そういう雰囲気よりは無邪気でテンションの高い森保の方が個人的には好きだ。育ちの良さというか品性も無邪気さの中に表れるし。

 

5.RUN RUN RUN(研究生)

この曲こんなに良い曲だったっけ…。研究生の中でも私は駒田京伽ちゃんがイチオシなのだけど、この曲のクライマックスであり秋元康の生み出した歌詞の中でも3本の指に入るであろう名フレーズ「青春が息をする」のときのぴーちゃんはそれはそれはもう胸を締め付けられるようで美しかった。個人的にはもっと神志那ちゃんが観たかったけど、まあ文句は言うまい。

 

6.HKT48

NMB48」の博多バージョンだが、自分もザ・ピンチケな世代とはいえそれなりに分別のつく年頃になってきたとは思っているので「チームB(S)推し」とかそれこそ「NMB48」のような自己言及ソングでドチャ沸き散らすようなアレではない。しかし、やっぱり客席の中にトロッコで入って行ってファンサービスをするというのは羨ましいなと思った(素直)。煽りまくって歌ってなかった松岡さん激のヤバでかわいかった。

 

MC1

夜公演の挨拶。正直後の展開で殆ど覚えていないので割愛。ちょりの五木ひろしのモノマネが中途半端にクオリティが高かったのは覚えてる。

 

7.それでも好きだよ(指原ソロ)

これ言うのめっちゃ恥ずかしいんですが、実はこの曲大好きなんですよね…PVとか何回も観たし、それなりに思い入れのある曲。指原は生歌で、「ちょっと疲れた」とかライブっぽいところも挟みつつ堂々のパフォーマンス。しかし指原は足がキレイというかスタイルがいい。悔しい(何)。

 

8.ペディキュアday(松岡菜、谷、田島)

目から血が出るかと思った。いやあ、なんですかこのエロい衣装は。松岡さんはかねがね黒と白のシンプルな服が似合うと思っていたんですが、白Tに黒のスカートで極めつけは厚底の靴(名称は知らない)ってマゾ心を刺激されてしょうがない。めるるんに至っては淫乱としか言いようがないし。そういう意味では、谷がいるのは丁度よかったかもしれない。しかし実際谷も結構かわいく見えてたけども。

個人的にはリップシンクじゃなくて生歌で、踊り無しでいいんで聴いてみたい。松岡さんの声はかわいさで人が死ぬんじゃないかってぐらい女の子を宿してて最高。

 

9.制服のバンビ(兒玉、矢吹、田中美)

最初ははるっぴが保護者のように見えたが、段々と3期生最強の児童ポルノ、いやロリータタッグに負けないぐらいのあどけなさが滲み出て来て、しかし独特の色香があって今日のはるっぴのベストバウトの一つに数えられる一曲だった。最初はるっぴを見たときはデコ出しが受け入れられなかったが、色々な映像を観るにつけこの子は本当に身にまとっている空気感が希有な女の子だなと感じ入る。「はるっぴにしか出せない空気」というものを、彼女の特徴(デコ出しとか滑舌)をわざわざあげつらうまでもなく佇まいで香らせてしまう、凄まじい人だと思う。

 

10.バレンタイン・キッス(朝長・多田・本村・坂口・草場・宇井・梅本泉

これも渡り廊下のシングルで唯一買ったと人前で言うの死ぬ程恥ずかしいんだよなあ…。言わずと知れたおニャン子クラブの名曲がディスコティックな趣を増した名編曲だと思うけど、この曲のキレの良さに対してみおちゃんのVoはややぬるっこく感じる部分もあり(かわいいからどうでもいいんだけど)。それに比べらぶたんの堂々たる立ち振る舞いと言ったらもうアレよ、巨匠の風格よ。持ち曲なんだから当たり前か。草場愛ちゃんの踊りがとてもよかった。

 

11.嘆きのフィギュア(森保・駒田・宮脇・井上)

初めて聴いた。けど、公演曲のシリアスさが好きな自分の好みとしては結構グッと来た。これで意外だったのが森保で、端正な見た目とは裏腹にこういう人間味の薄い曲をやると何やら森保の旨味が途端に減じられてしまう。明らかに「無理をしている」ように見えてしまうのが不思議で、逆に人間らしくていい、というような感じもない。ひたすらに「合っていない」。むしろ、ぴーちゃんは無機質な曲調と自身の聡明で、かつ湯気の立つような健康的な色気とが豊かなミスマッチを生み、独自の美しさを表出していた。

そして森保とは逆に驚かされたのがさくちゃん。彼女の一挙手一等足に驚くべき冷たさが宿り、しかもそれがものすごくエロい。目にも本当に光が宿っていないかのようだし、そろそろロリータ路線はみおちゃんあたりに譲って腹黒クール路線で勝負すればとんでもないことになりそうだ、という予感がした。「命の使い道」とかさくちゃんセンターで観たい。

 

12.FIRST LOVE(秋吉ソロ)

秋吉ちゃんはとにかく乱暴な言い回しをすれば「失敗したロリ」というとてつもなく不名誉な印象があって、後の失笑点でもボスにも言われていたが五角形の輪郭がなんというか、なんとも言えない。それに加え、3期生のきなこちゃんやみくちゃんを擁する今のHKTにおいては彼女にしか持ち得ないアイデンティティはもはや無いのではないかとすら思ってしまう。しかし、だ。

彼女の歌う「FIRST LOVE」は、あえて表現するならエロティックだった、というべきだ。しかも、そのエロティシズムは健康的ではなく、危うく淫微で、かつ痛々しささえ伴ったエロティシズム。例えるなら、今出来たばかりの生傷の滲みのような。彼女の声の震え、セーラー服を着たその佇まいは、根本的に観ている人間を不安定にさせる何かがある。これこそが秋吉ちゃんの強みなんだな、と勝手に納得した。

 

13.ピノキオ軍(指原・荒巻・栗原・坂本・筒井・外薗・山内・山下)

まあ3期生はフレッシュという修辞がつくからいいのだろうけど、マイクトラブルなのか声量の無さなのか所々パート割りが落ちたりするのはいかがなものなのか…。正直、この曲では指原というアイドルのプロ性というか、彼女の振る舞い一つ一つが生み出すグルーヴが目立ちまくり、3期生の印象は殆どない。外薗ちゃんはかわいかったかな。

 

14.軽蔑していた愛情(研究生16名)

ぴーちゃんがエロかった。あと秋吉ちゃんが上述の通り危ない感じだった。

 

15.涙売りの少女チームH

パフォーマンスの優劣なんて私には分からないが、研究生の後にHを観ると横綱相撲的な安心感がすごい。やっぱり松岡さんはエロくて品がよくてかわいい。推しについては本当に何も言う気が起こらないし、この曲の彼女の眼差しの持つ強度が〜と述べたところで、それはもう私にとっては嘘でしかない。

やはりさくちゃんの無機質なエロは武器だと思うので、今後ともバリバリ活かしていってほしい。はるっぴも妖艶で薄幸な雰囲気が◎。

 

MC2

はるっぴ「まーちゃん(森保)が嘆きのフィギュアでモナリザみたいだったー!」には笑った。

 

マジスカコント

多田、指原

めんたいこ軍(村重・若田部・伊藤・今田・宇井・梅本・深川)

チームすき焼き(中西智・植木・下野・上野・岡田・草場)

個人的にアイドルでダメというか受け付けないものに、アイドルのコントがある。アイドルがスベっているのが本当にしんどくて見ていられない(おでかけとかでも村重のギャグとか飛ばすし)。その私にとってこの茶番は苦痛でしかなかったけども、村重とちょりのチューは面白かった。というか指原とらぶたんがいなかったらどうなっていたか、考えるだに恐ろしい。

16.マジスカロックンロール

思うに、この前のコントをキチキチとこなしてここに到達すればこのクソダサいとしか言いようがないこの曲もそれなりにバチッと決まったのではないかと思うのだけど、何分村重のテンポの悪さが流れの腰を折るというか脱臼しているので、どうにも中途半端な印象が勝った。ちょりのセンターはかっこよかったし、この衣装の若田部ちゃんクッソエロい。もっと見たかった。

17.Show Fight!

18.HA!

この二曲は「若田部ちゃんエロい」しか考えてませんでした。申し訳ありません。「HA!」とか、メンバーがメンバーなら多分もっと楽しかったと思うんだけど、自分の勉強不足が…おかぱんちゃんのチームすき焼きの格好は蓮っ葉な感じが似合ってた。しかし若田部ちゃんエロかったな…

 

MC3

指原「ねえなこちゃん?なこちゃんなの?なこちゃんなんだ?」

「痔」を小6(アイドル)に向かって連呼するアイドルは初めて見た。

 

19.手をつなぎながら(1期生)

正直この後の流れのせいで覚えてない…。特別な曲であることはとても分かるのだけど、SKEのこの類いの曲はどうにもノリが嫌いで…(理不尽)。

 

20.二人乗りの自転車(研究生)

泣いた。ワシは泣いたよ、マジで。この隠れた(隠れてないか)名曲を、HKTの、しかも研究生で観れるという僥倖、今日の感動ポイントベスト3には間違いなく入る。この曲は個人に絞って観るというよりは全体の躍動感を観るのが好きなのだけど、この切ない曲を元気一杯に踊っている研究生を観ているとこちらにまでじんわりと幸福感が伝わってくる。取り立てて言うならば、後藤泉ちゃんの表情が本当によくて、更に泣きそうになった。

 

21.抱きしめちゃいけない(メロンジュース選抜)

大分iichikoグランシアタに突き刺さるオールディーズサウンドの片鱗を聴けたというだけでも最高なんだけども、DVDが擦り切れるんじゃないかというぐらい観たこの曲は同シングルカップリングに収録された「アイスのくちづけ」と並んで思い入れ深い。サインボールを投げるときのアクションがやたら大仰なはるっぴがいじらしかった。欲を言えば、サインボール投げじゃなくて踊って欲しかったかも。踊りも折角かわいいので。

 

22.君のことが好きやけん(チームH

なんか、ああ、そうですか、としか言えない曲。ピンチケUOを炊くな。

 

23.スキ!スキ!スキップ!(全員)

やはり、ここまでずっと他グループの曲をやってきて、彼女らのためのシングル曲をぶつけられると、格別の味わいとカタルシスがある。メンバーの表情も心なしか気合いが入っていて、素直に元気づけられる。

 

笑点

司会:田中菜

回答者:坂口・秋吉・宮脇・植木・若田部

座布団運び:山田麻

冒頭からボスの切れ味鋭い語り口が光る。彼女はらぶたんと並んで負の感性を魅力に転化出来る人だけれど、こういう喋りには知性の高さを感じる。「そして私にユニット曲はありません」は流石だと思った。

まあさっきも述べた通りこういうコーナーは出来ることならば早送りボタンを押して飛ばしてしまいたいのだけど、なおちゃんってこんなにアレなのか…。ボスとさくちゃんのいじりもあって割と救われてはいたものの、結構喋るとヤバい香りがする。若ちゃんはエロい。これだけは譲らない、譲れない。

 

24.AKB48Gメドレー

強き者よ北川謙二大声ダイヤモンド賛成カワイイ!〜Baby!Baby!Baby!〜ガールズルール〜ヴァージニティー君の名は希望ポニーテールとシュシュ〜チューしようぜ!〜絶滅黒髪少女

これが今日の目玉で、とにかくコンセプトもへったくれもなくありとあらゆるAKBにまつわる楽曲をHKTという鍋にごった煮にして一気に流し込むような、圧倒的な体験だった。観ながら思ったのは、予想以上に乃木坂46AKBアイドリング!!!の楽曲がそのライブの場に馴染んでいたということで、これはつまりHKTなりに楽曲について回るエピソディックな要素の排除に成功していたんじゃないだろうか。特に、「ガールズルール」の違和感のなさ、また乃木坂とは別種の美しさには驚いた。

あと、「ヴァージニティー」の松岡さんの全く独特の媚態は、彼女の表現力の底力の片鱗を思い知ったような心地がして、ドキドキした。森保のピアノに関して云々言うのは、別に彼女の演奏のクオリティがどうこうじゃなくて、ボロが出るのでやめておきたい。

 

25.未来の扉

特に言うことはない。朝長、お前めっちゃちゃんと喋れるじゃん、ぐらいの感想。

 

アンコール

アンコール!アンコール!アンコー…エイチケーティー!フォーティーエイ!エイチケーティー!フォーティー…ンコール!アンコール!アン…ティーエイ!

みたいなやつ、すっげえやめてほしい。どっちかにしてくれ。

 

EN1.ロックだよ人生は…(メロンジュース選抜)

こちらも初めて。ひまわり組2ndということで、そりゃ知らないよなあ、という。この曲はHKTのまとっている雰囲気にピッタリで、明るい曲調とは裏腹に歌詞の突き抜けたペシミズムがHKTを象徴するテーマである「若さ」に一直線に結びついているのが、イイ。定番曲になりそうな感じさえした。

 

EN2.お願いヴァレンティヌチームH+研究生)

この曲は編曲が生田真心ということでわざわざこの曲のために後でCDを買ったぐらい好きな曲なんだけども、あえて言うならば「ヴァレンティヌ」のセンターはやはりはるっぴではないのかなあ、と思わないでもなかった。めるるんが無邪気に弾ける様は確かにかわいいのだけど、安定感というか、どことなく全体に落ち着きが欠ける印象があるのは否めなかった。好きな曲なだけに、妙な引っかかりが結構純粋な鑑賞の妨げになってしまうのは勿体無かった。

 

EN3.恋するフォーチュンクッキー(全員)

この楽曲についてはもう何も言うことがない。アイドルと祝祭感の結びつきを強烈に示す「フォーチュンクッキー」の体臭は、HKTを持ってしても脱臭できないもので、そのクサさがたまらなくシビれる、ただそれだけのことだ。映画館で聴くと低音のリズム隊が腹に刺さる感じがものすごかった。

 

MC5 クラス替え(組閣)

AKB48そのものを本格的に観始めたのは3年前とかで、ちょうどチームBが5thを出したぐらいの時だったと記憶しており(柏木推しだったのでどうしてもB中心に覚えている)、つまり「組閣祭り」をリアルタイムで経験していないわけで、それでも何度か映像で組閣の場面は観ている。最初こそそのアイドルの女の子達が悲喜こもごもの感情を爆発させ、時には酸鼻極まるとまで表現出来そうな凄絶なシーンに打ちのめされていたものの、段々と「ああ、組閣ね、移籍ね、兼任ね」のような、なあなあな感覚になっていたのもまた事実ではある。

今回のHKTの「クラス替え」はそれらの比較で言えば小規模かもしれない。しかし、アイドルと物語の取り合わせが好きでない私でさえも、まさに今目の前で、現在進行形で行われる「組閣」には心を揺さぶられずにはおれなかった。KⅣとの宣告にうちひしがれる宮脇、肩を奮わせて号泣する谷、今田のチームHへの昇格を暖かく迎え入れる松岡、呼び出された瞬間膝から崩れ落ちる神志那。彼女らの姿はどうあってもお膳立てされたものとして見ることは不可能だし、それがまさにプロデューサーの秋元康による戦略であったとしても、私という人間のある部分にエモーショナルな衝撃を与えたのは事実だった。また、私は推しが選抜組な上チームも変わらなかったのだが、ずっと研究生を応援しつづけてきて、それが昇格という形で報われた方々は本当に幸せだと思う(映画館でも、濃いみなぞうヲタが号泣していたのを見て少しウルッと来てしまった)。何はともあれ、おめでたいことだ。

 

EN4.引っ越しました(全員)

アイドルの楽曲に物語という文脈をもって対峙することは本当に嫌いなのだが、しかし、しかし…やはり先程の流れの後のこの曲は「ズルい」。抱き合って泣きながら歌うメンバーの姿はともすれば白々しい。その白々しさこそが48Gというアイドルの持つ情動のダイナミズムであることも、また否定できるものではない(この言い回しもものすごく白々しいけど)。

 

EN5.メロンジュース(全員)

こういう明るく楽しいシングル曲でライブを締めくくってくれるのはHKTというグループの美点。湿っぽくならずに、首尾よくまとめてくれた。

 

 

 

こんな感じか。やっぱりメンバーの不勉強を今回は痛感。あと曲も。4月のSSAは行けるか分からないのだけども、それまでには今回以上に楽しめるようになりたい。でも、久々に楽しいアイドル体験でした、ということで。